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美甘子さん(歴史アイドル)

2013年10月20日 |

mikako!.jpg歴史好きの間で遣われる挨拶の言葉「歴っしゅ!」の生みの親である、歴史アイドルの美甘子さんに、ご自身の歴史好きについてや、気になるアイドル活動についてお話を聴かせて頂きました。


―歴史好きになったきっかけを教えてください


愛媛県の大三島という島出身なんですけど、そこには戦の神を祀る大山祇(おおやまづみ)神社っていう、源平合戦の頃に源義経や頼朝が戦勝祈願したような由緒ある神社があるんです。神社の宝物館には鎧兜や刀なんかが展示されていて、遠足などで連れて行かれるんですね、そこで、「この綻びは戦の跡なんだな」とか、「血がついていそうだな」とか、そういう想像をするのが好きな子供だったんです。小学校4年生の頃からは郷土クラブという渋いクラブ活動にも参加していました(笑)。
5年生の時にはアニメ『お~い竜馬!』が放送されて、父が龍馬好きで家にいっぱい龍馬の本があった事もあり、一気に龍馬大好きっ子になりました。高知県まで家族で行って、龍馬像の前で写真を撮ったり、龍馬記念館に行ったり、当時の館長さんと文通したり(笑)。そういう恵まれた土壌で育ったんですよね。


―"歴史アイドル"はどのようにして誕生したんですか?


高校に入ると、歴史も好きだけど他のカルチャーにも惹かれていって、大学では歴史ではなく日本文学を専攻したんです。本が好きで出版社で働きたかったんですが、出版社には就職できなくて、印刷会社に就職したんです。でも、そこで体調を崩して2年くらいで退職したんですよね。気分が滅入っていたので、これまでとは全く違う楽しい事をしてみたいと思って、芸能事務所のオーディションを受けて、そこからちょっとしたバイト感覚で芸能仕事を初めました。仕事でお笑いコンビのダイノジさんとご一緒することがあり、楽屋で世間話をしていたら、「美甘子ちゃんは歴史好きをもっと言っていった方が面白いと思うよ。」って言われて、じゃあやってみよう、と。"歴ドル"って名乗って歴史のトークイベントを企画してやったんです。自分で(笑)。
そしたらそれがきっかけで時代劇映画の公開記念イベントをやらせてもらったり、メディアで取り上げられたりするようになって、『篤姫』や戦国無双などのゲームの影響で歴女ブームもきて、大河ドラマで『龍馬伝』が決まったんです!龍馬は私の一番得意なところなので、ここは頑張ろうと。
それで高知県の観光特使に任命して頂けたり、『龍馬伝』の最終回にも出演したんですよ!これは嬉しかったです。
歴ドルとして、これからは日本各地の歴史に根づいた地域おこしに協力したり、難しい印象ではなく、歴史をもっとポップに楽しんでもらえるような活動ができたらいいなと思っています。


mikako2.JPG著書も多数手掛けており、歴ドルの活動を通して「本を作りたい。」という夢が叶ったんだそうです。


―坂本龍馬がお好きとの事すが、戦国についての著書もありますよね?


お仕事を通して色んな時代に触れるようになったんです。戦国時代に関してはまず司馬遼太郎先生の『関ヶ原』を読んだんですけど、これが面白くて。これだけ色んな武将がいて、ひとつの時代が終わることになるわけですよね。その関ヶ原の戦いまでにも要所要所で興味深い合戦が色々あったりして、これは多くの人がハマる訳がわかるなと思ったんです。
戦国時代って、深く知るまでが少々億劫になりがちですけど、なんとなくこの地方はこの武将っていうのが分かれば楽しいですよ。好きな人は好きだから、ちょっとでも知っていると「あ、詳しいね。」みたいなかんじで話が弾みますし(笑)。おすすめは、先ほどの司馬先生の『関ヶ原』が昔にドラマ化されてDVDになっているので、ぜひ見て頂けたらと!
そして、ちょっと知ってみたら、実際に所縁の地に行ってみると楽しいです。石田三成の陣地から東軍の徳川家康の陣地まで「こんなに近いのか」と思ったり、今は何もないのどかな場所なんだけど、「この辺の景色は当時と変わっていないんだろうな」と思ったり。本で知り得た知識に対して自分がどう思うかを体感できると更に楽しいですよね。
史跡の傍を通ったら、不意打ちでその史跡をガイドをしてくれる"歴史カーナビ"なんかあったら面白いのに(笑)。


―女性から見て、官兵衛とはどのような男性でしょう?


官兵衛は的確に時運を読んで、上手くその時々で1番勢いのある人に仕えたりして、いわゆる"義に厚いヒーロー"とは違うんですよね。私は義に厚い人も大好きなんだけど、官兵衛はいかに自分が出世するかといった野心もあったわけですよね?それって、とても大事な事じゃないかと思うんです。妥協したりとか、趣味としてやるとか、本当にやりたい事を諦めたり隅に置いたりして別の事をやっている人は現代でも多いと思うんですよね。
秀吉に仕えたりしていたけど、ずっと我慢していたというよりは、ちゃんと自分が目立てる、やりたいことをやれるというタイミングを逃さなかったんじゃないかな?狡く思われるかも知れないけど、結局は成功した人の勝ちという世の中ですよね。大体そういう事をすると嫌われたりするのに、特に家臣に恨まれる事もなかった訳だから、完璧な人なんだなと思います。
それと、キリシタン大名って信仰心が厚いイメージがあるけど、秀吉がダメって言ったら素直に棄教しているでしょ?それがちょっと意外に思いますよね。面白い(笑)。柔軟で、武士らしくないというか、そういう面も気になります。


―最後に、メッセージをお願いします。


私はくよくよした時に、「龍馬はこんな事では悩まなかったな、こういう風に考えたな。」と思ったりするんです。官兵衛なら官兵衛でもいいと思います。歴史上の人物で好きだと思える人が1人でもいたら、その生き方を学んで、人生の参考にしたらいいと思います。
歴史上の人物ってもうこの世にいない人だし、雲の上の偉人のような存在ですけど、幕末の頃に龍馬が楠木正成に憧れていた事なんかを知ると、私たちと同じなんだと思います。そういう人間臭い部分や、私たちと共通する部分を見つけると、嬉しくなりますよね。


【美甘子】
愛媛県今治市大三島出身。坂本龍馬など歴史上の人物をこよなく愛する歴史アイドル、通称"歴ドル"として、テレビ、ラジオ、雑誌などで活躍するほか、DJ、司会などマルチな活動で才能を発揮している。
◆美甘子オフィシャルサイト
http://mikako.chu.jp/



【メッセージ一覧】
◆重野なおきさん(漫画家・『軍師黒田官兵衛伝』作者)
◆春風亭昇太さん(落語家・城郭愛好家)
◆クリス・グレンさん(タレント・DJ・戦国歴史愛好家)
◆Y氏(ブロガー)×岡部定一郎さん(郷土史研究家)
◆高橋伸幸さん(月刊『歴史人』編集長)
◆美甘子さん(歴史アイドル)
◆中村高志さん(大河ドラマ『軍師官兵衛』プロデューサー)
◆母里忠一さん(母里太兵衛末裔・柳生新影流師範)


   

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